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今から生活をアップデートするなら。40代・50代は「小さな面倒」を一つ減らそう

鍵のトレーや本、靴を配した明るい部屋と、暮らしを、ひとつ更新。の文字
暮らしの小さな更新をイメージしたイラスト。AI生成です

生活を少し変えたい。けれど、何から始めたらいいのか分からない。

そんなとき、編集部が提案したいのは、毎日の「ちょっと面倒」を一つ減らすことです。玄関で鍵を探す、夕飯の献立に迷う、休日が用事だけで終わる。まずは、その中の一つを選んでみませんか。

40代・50代の暮らしには、仕事や家のこと、人との付き合いなど、これまで積み重ねてきたものがあります。今の自分に合うように、置き場所や段取り、時間の使い方を少し調整する。そのくらいの更新から始めていいと思います。

目次

最初に見つけたいのは、いつもの「またこれか」

一日を振り返って、小さく引っかかった場面を思い出してみてください。

出かける前にいつも何かを探している。郵便物がテーブルにたまっている。疲れて帰った日に、何を食べるか決めるところから始まる。わざわざ人に相談するほどではなくても、「またこれか」と感じることはありませんか。

紙でもスマホのメモでもよいので、三つほど書き出します。その中から、今の自分が少し手を入れられそうなものを一つ選びましょう。大きな悩みを解決しようとすると止まってしまう日も、鍵の置き場所なら決められるかもしれません。

1.毎日探すものに、帰る場所をつくる

鍵、財布、眼鏡、充電ケーブル。よく探すものがあるなら、最初の更新は「置き場所を一つ決める」で十分です。

ポイントは、実際の自分の動きに合わせること。帰宅したら玄関で鍵を外すなら、そこに小皿を置く。眼鏡をソファで外すなら、手の届く場所にケースを置く。家にある容器で、まず試せます。

きれいに片づけた棚まで、毎回戻しに行けるかも考えてみましょう。収納グッズを迎える前に、鍵の帰宅先を決めておくわけです。

共有スペースを使う場合は、家族や同居人と置き場所を相談してください。自分の便利が、誰かの「どこに置いたの?」になってしまうのは避けたいところです。

2.疲れた日の「いつもの」を決めておく

余裕のある日は選ぶことを楽しんで、疲れた日には迷わず済ませる。そんな使い分けも、暮らしの更新です。

たとえば夕飯なら、「何も考えたくない日は、これにする」という献立を二つだけメモしておきます。自分の食事上の制約や好みに合わせ、家に置いておきやすい食材で作れるものや、買って帰れるものを選んでおくと具体的です。

ほかにも、翌日の持ち物を確認するメモ、買い足す日用品の一覧、忙しい朝に着る組み合わせなどが考えられます。「毎回、最初から考えていること」を一つ見つけて、自分用の定番をつくってみましょう。

3.スマホを開く目的を、一つ決める

天気を見るつもりだったのに、気づいたら別の情報を次々に眺めていた。思い当たるなら、スマホとの付き合い方にも調整の余地がありそうです。

まずは、手に取る前に「何をするんだっけ」と一度だけ確認してみます。天気を見たら閉じる。返信を一件送ったら置く。使い終わる区切りを、自分で決める試みです。

つい開いてしまうアプリがあれば、ホーム画面の目立たない場所に移す方法もあります。気になるものを一つだけ動かして、使い心地を確かめてみてください。

スマホで音楽を聴く時間や、友人とやり取りする時間は楽しみとして残して構いません。自分が使いたかったことに、時間を使えているかを見直してみましょう。

4.楽しみを「時間が余ったら」から取り出す

暮らしを整える目的には、好きなことをする余白をつくることも含めたいものです。

読みかけの本を開く。好きな曲を一曲、最後まで聴く。近所の気になっていた道を歩く。しばらく触っていなかった趣味の道具を出してみる。誰かに成果を見せる必要のない楽しみも、予定に入れていいと思います。

たとえば「土曜の午後、お茶を飲むときに本を開く」と、生活の中に置いてみます。時間が取りづらい週なら、読みたい本を一冊選ぶところまででも十分です。

せっかく空いた時間まで、用事でぎっしり埋めなくてもよいのです。予定表にも、少し風を通しておきましょう。

今、何をすっきりさせたい?

ここまで読んで、気になったのはどこでしょう。身の回り、毎日の段取り、頭の中、それとも自分の時間。今の気分に近いものを、ひとつ見つけてみてください。

身の回り、毎日の段取り、頭の中、自分の時間の四つから、今日整えたいことを一つ選ぶ図解
暮らしを整える四つの入り口。MIDDLE UPDATE編集部の提案を図解しました。AI生成です

身の回りなら、よく探すものに帰る場所を。毎日の段取りなら、疲れた日の「いつもの」を。頭の中なら、スマホを開く目的を一つ。自分の時間なら、好きなことを予定に一枠。

今日は、一つ選べば十分です。「ここが少し整うと、気持ちよさそう」と思えるところからで構いません。

一週間試して、合わなければ直す

試す期間は、ひとまず一週間を目安にしてみませんか。習慣になるまでの決まった日数という意味ではなく、使い心地を振り返るための区切りです。

鍵の置き場所を決めても別の場所に置いてしまうなら、そちらのほうが自然な動線なのかもしれません。本を開く余裕がなければ、時間帯を変えたり、次の休みに持ち越したりしてもよいでしょう。

振り返るときは、「少し楽になったか」「手間が増えていないか」「もう少し続けたいか」を考えます。合わなければ、やり方を小さくする。元に戻す選択も含めて、自分の暮らしに合わせていけばよいのです。

少しすっきりした暮らしを、ここから

読み終えて、「玄関のあそこを片づけようかな」「週末に本を開く時間をつくろうかな」と思い浮かんだものはありましたか。

もし一つあれば、今日はそれくらいで十分です。鍵を置く小皿を出す。読みかけの本を、手の届くところに置く。できそうなら、その小さな準備だけしておきましょう。

目に入る場所が少し整う。明日の段取りが一つ決まる。楽しみな時間が予定に入る。気になったところから、少しずつで大丈夫です。

今の自分が、少し気持ちよく過ごせるほうへ。暮らしの更新は、その一つから始めてみませんか。

文:MIDDLE UPDATE編集部

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